2025年9月13日

【保存版】外壁塗装チラシテンプレート完全ガイド|反響を得るデザインと活用術

外壁塗装の集客にチラシはまだ有効?効果と可能性を再検証

今どきの集客術と言えば、やはりSNSや動画サイトなどインターネットを駆使したマーケティングが不可欠だと考えていませんか?もちろんそうした広告戦略も有効ですが、実は時代遅れと見られがちな「チラシ」も、まだ十分に通用する基本的な集客方法なのです。本記事では、チラシを活用した外壁塗装の集客方法について、わかりやすく解説します。

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成果が出るチラシに共通する3つの特徴

とは言え、チラシであれば何でもよいというわけではありません。集客につながるチラシには、しっかりとしたワケがあるのです。

会社の顔が見える情報

SNSなどデジタル媒体とチラシの大きな違いは、ずばり「地域密着」です。ボタン一つで全世界へ公開されるデジタル情報と異なり、チラシは配布できるエリアが限られており、「地元の業者であること」が大きなアピールポイントになります。それだけに、社屋の外観や社長・社員の写真など、会社の具体的な姿や雰囲気がわかる視覚情報を重視しましょう。顔写真は笑顔のものを使用すると、より親近感を持ってもらいやすくなります。

明確な価格体系

チラシで消費者の目を引くのは、やはり価格です。紙に印刷された値段というものは、すぐに変更や修正が可能なデジタル情報よりも、信頼性を感じさせます。そこでチラシ上に明確な価格体系を表示すると、情報としての価値がぐっと向上するのです。さらに単に安価であることのみを強調するのではなく、「安価である理由」もきちんと伝えるとベターでしょう。安価であることを売りにしない場合は、表示価格に対してどのような付加価値が提供できるのかを丁寧に説明するのがポイントです。

実績の提示

広告戦略においては「証拠の提示」が鉄則です。外壁塗装であれば、実際の施工例を写真で掲載するのがよいでしょう。特にビフォーとアフターを比較することで、施工の技術力をアピールすることができます。さらに地区内での施工件数について、年度ごとの詳細な実績を示すと、業績の安定性や成長性をPRできます。お客様アンケートの集計結果や、フリーコメントの紹介も効果的です。顧客満足度が高いことを提示した上で、どんな点が特によかったのかがわかるコメントを取り上げると、会社や施工に対する事前イメージが格段に向上します。

外壁塗装チラシのテンプレート活用術:効果を最大化するポイントとは?

チラシを作成するにあたっては、「良いデザイン事務所やデザイナーの心当たりがない」「デザインに多額の予算はかけられない」などの点に頭を悩ますことも多いでしょう。そこでおすすめしたいのが、テンプレートの活用です。ある程度完成されたテンプレートへ必要な情報を追加することで、プロがデザインしたものと遜色ないチラシを作成することが可能です。テンプレートを活用したチラシ作成のポイントについて解説します。

テンプレートに追加すべき訴求要素

テンプレートに追加すべき情報として、「基本情報」「キャッチコピー」「ウェブサイトへの導線」が挙げられます。

基本情報

社名・所在地・連絡先は、掲載必須の情報です。今は住所からGoogleマップなどでストリートビューを確認できるので、そうしたケースも想定して掲載するようにしましょう。住所検索で表示された写真が空き地だったり看板もない家屋だったりすると、それだけで信用されなくなる可能性があります。同様に連絡先が携帯電話のみだと怪しい業者だと思われる場合があるので、固定電話の番号も掲載するようにしましょう。信頼を得るという観点では、設立(創業)年月、営業時間、保有資格、許認可状況なども表示することが推奨されます。さらに、提供する主なサービス(事業内容)も重要な情報です。外壁塗装であれば、受注までの流れ、標準的な工期・工法、保証やアフターサービスなどについてわかりやすく盛り込むと、きちんとした業者であるという印象を読み手に与えるでしょう。限られたスペースにこれだけの基本情報を入れると、文字数が多くなり過ぎる場合があるので、簡潔な箇条書きとすることを心がけましょう。

キャッチコピー

魅力的なキャッチコピーは、「読んでもらえるチラシ」を作るうえで最も大事な要素です。サービスのメリットや価値を一言で表現する、インパクトあるキャッチコピーを考えましょう。キャッチコピーにはいくつかのパターンがあります。

・単刀直入型:(例)外壁塗装を今なら〇〇%割引!
実績強調型:(例)真心と信頼の外壁塗装
疑問提示型:(例)外壁塗装がこんなに安い理由は?
・メリット提示型:(例)外壁塗装で家が〇〇年長持ち
・ハウツー提供型:(例)外壁塗装をお得にする方法
・お客様の声型:(例)外壁塗装で家が本当に生まれ変わりました

自社がお客様に提供できる最大の付加価値は何か、特に自信を持っているのはどのような点かなどを考え、それを簡潔な言葉で表現すると、良いキャッチコピーができるでしょう。社員からキャッチコピーを募集するのも良い考えです。

ウェブサイトへの導線

チラシにはSNSなどにはない利点があることは冒頭述べましたが、チラシとインターネットは対立するものというわけでもありません。むしろ両者を融合して活用することで、大きな相乗効果が得られます。たとえばチラシでは紙面の都合上省略せざるをえない詳細な情報も、ホームページならばスペースを気にせずいくらでも掲載することが可能です。また最近ではホームページを持っていない業者は、それだけで信用されない傾向も見られます。「チラシかホームページか」の二択ではなく、自社ホームページも充実させたうえで、チラシからホームページへの導線を設けるようにしましょう。最もポピュラーなのは、ホームページへリンクするQRコードをチラシへ載せておく方法です。「チラシには載せきれなかった施工例を多数ご紹介しています」「より詳細な料金表をご覧いただけます」などの文言を入れておくと、チラシからホームページへの遷移がより期待できるでしょう。

無料テンプレートの選び方と使い方

チラシのテンプレートについては、さまざまな無料サービスがあります。インターネットの検索サービスで「チラシ テンプレート 無料」で検索すると多くの提供サイトがヒットしますので、その中から自社の雰囲気に合うものを選択するとよいでしょう。注意点としては、利用目的や範囲が限定される場合がありますので、提供元の利用規約をよく確認してから製作にとりかかることが大切です。また、無料のテンプレートでは選択肢が限られ、より高度なデザインのものだと有料となるというケースもよくあります。費用対効果も考慮した上で、場合によっては無料にこだわらずに有料プランを選択することも視野に入れるとよいでしょう。テンプレートの編集方法は提供元によって、ウェブ上のツールで文字や写真を挿入していくタイプと、パワーポイントなどのファイルとしてダウンロードしてから編集するタイプがあります。どちらでも出来映え自体に大きな差はありませんが、ウェブ上のツールで編集するタイプの場合、アカウントを削除すると以前の編集データが消えてしまいます。「同じテンプレートで何度もチラシを作る予定がある」「チラシ作成の担当者が変わる可能性がある」などの場合は、特に注意するようにしましょう。

チラシ制作の流れ

チラシを制作する際は、完全自作と一部外注の2パターンがあります。もちろんデザインから全て外注する方法もありますが、本記事ではテンプレートの活用を前提としていますので、完全外注は選択肢から外しておきます。

完全自作

無料または有料のテンプレートで作成したチラシの原稿を、1枚印刷して必要枚数分コピーを取ります。会社でコピー機やリソグラフを使っている場合は、最も簡単な方法となります。ただし以下のようなデメリットもありますので、あまりお勧めできません。

・枚数に応じ、コピーの時間がかかり、その間コピー機が使えなくなる
・用紙やトナーの費用がかかる
・用紙やトナーの補充に備え、誰かがコピー機についていなければならない
・大量のコピーによって、コピー機が壊れやすくなる
・通常は白黒コピーのみとなる(カラーコピーは機能がないか、あっても高い)

従って自社コピーで対応するのは、せいぜい数千枚程度の、限られた範囲でのチラシ配布を予定している場合に限られるでしょう。なおコピーではなくカラープリンタで必要枚数分印刷するという方法もありますが、印刷に要する時間がコピーよりもずっと長くなるので、数百枚程度の少量印刷以外の場合は避けた方がよいでしょう。

一部外注

テンプレートを活用してチラシを作成する場合最も現実的なのは、原稿ファイルのみ自作し、印刷は外注する方法です。必要な情報を追加したテンプレートを、PDFなどの形式でファイル出力して印刷会社へ渡し、必要な印刷枚数を指定します。最近ではインターネット上で、ファイルの受け渡しから印刷枚数や納品先の指定などが完結するプリントサービスが数多くありますので、そうした印刷業者を利用するとよいでしょう。インターネット上で原稿サイズ・印刷枚数・納期までの期間などに応じた見積もりがその場で確認でき、クレジットカードなどで料金の決済まで可能です。さらに、チラシ印刷後のポスティングまでセットでやってくれる業者もあります。印刷のみ外注したチラシが自社に納品された後、社員がポスティングするという方法もありますが、対象エリアが広い場合はポスティングも業者へ依頼する方が効率的です。ただしポスティングの外注費も必要になるため、予算と効果のバランスをよく考える必要があります。対象エリアが限られている、外壁塗装のニーズがありそうな戸建には直接訪問したいなどの場合は、社員による配布が適当でしょう。

反響率を高める配布のコツ:効果的なエリアとタイミングとは?

チラシは元々「千三つ」(1,000のうち当たりは3つ、すなわち0.3%)と言われるぐらい、反響率が小さいマーケティング手法です。その三つを四つ・五つに上げることができれば、大成功と言えるでしょう。反響率を高めるためには、いくつかのコツがあります。外壁塗装のチラシポスティングで、反響率を向上させる方法について解説します。

ターゲットを戸建に絞る

外壁塗装のニーズがあるのは、圧倒的に戸建の家屋です。アパートやマンションなどの集合住宅で外壁塗装のニーズがないわけではありませんが、それを考えるのはアパートのオーナーやマンションの管理組合であり、集合住宅へのポスティングでそういった決定権者にリーチする可能性はかなり低いと言えるでしょう。特にポスティング業者へ依頼する場合は、配布先を戸建に絞るように明確に指示する必要があります。

台風シーズン前後に配布する

台風シーズンは、雨漏りへの心配が特に高まります。外壁塗装のはがれから雨水が屋内へ染み込むのではないかなどの懸念から、外壁塗装への関心が他の季節より多く寄せられるタイミングだと言えるでしょう。従って「台風が来る前に塗装し直しておきましょう」「台風で傷んだ外壁を塗装しておきましょう」といったニーズ喚起が有効であると考えられます。台風は7-9月に訪れますので、その前後にチラシをポスティングすると、反響率が高まる可能性があります。

自社周辺で配布する

先に述べた通りチラシの強みは、地域密着性です。時間と費用をかけてポスティングしても、それが自社からはるか離れたエリアでは、せっかくの強みが十分に活かされません。逆に「この会社は知っている」「近所で見たことがある」などの印象を与えることができれば、反響率は大いに高まることが期待できます。地元であれば、悪い評判が立つ会社はすぐに淘汰されます。地域密着で事業を継続している業者なら安心できると考える消費者は、意外と多いものです。ポスティングにあたっては、まずは自社周辺のエリアを検討してみましょう。

【成功事例】反響のあったチラシの実例をチェック

実際に反響の大きかった外壁塗装業者のチラシの例として、無料相談会を前面にした事例があります。チラシから一気に工事の受注までを目指すのではなく、その一歩手前の無料相談への誘因を中間ゴールとして設定することで、より多くの見込み客を呼び込むことができました。チラシのデザインにはテンプレートを活用しましたが、戸建の購入から一定の年月が経過した50代以上をターゲットに、落ち着いた雰囲気のものを選びました。安価さよりも信頼性を強調し、地元密着をアピールした点も、高い反響率につながりました。

まとめ:テンプレート活用で、誰でも簡単に反響の取れるチラシを

以上で本記事を終わります。チラシはちょっとした工夫で、反響率が大きく変わります。テンプレートを活用することで、プロ並みのデザイン性を実現することも可能です。さらにホームページなどのWebコンテンツとの相乗効果によって、より多くの見込み客を呼び込むことができます。

本記事でご紹介したような点に留意してチラシを制作・活用すれば、きっと高い集客効果が得られるはずです。テンプレートを活用して、費用対効果の高いチラシマーケティングを取り入れましょう。

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