2022年3月15日

【外壁塗装業者向け】集客率と反響率を高めるチラシ作りと活用方法

外壁塗装業者にとって、チラシを用いた集客はポピュラーな方法です。従来からある集客方法であり、現在でも活用している企業は少なくありません。しかし、「チラシの作成やポスティングを実施しているものの、反響率や集客率がよくない」と頭を抱える経営者も少なくはありません。本記事では、外壁塗装業を営む企業を対象に、効果的な集客を実現するチラシの作成、活用方法を解説します。記事の内容を踏まえ、成果につながるチラシ作りにチャレンジしてみましょう。

外壁塗装業者がチラシ集客をおこなうメリット

外壁塗装業界ではチラシを用いた宣伝手法がよく用いられています。いまだに多くの企業がチラシを活用しているのは、多大なメリットが得られるからにほかなりません。具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

特定した近隣の住居に向け情報を発信できる

地元での施工に特化した工務店や塗装会社の場合、集客の対象となる地域は限定的です。このような地域密着型の企業にとって、特定地域の住民に絞って情報を発信できるのはメリットと言えます。

ポスティングや新聞折り込みチラシであれば、地域を絞ってピンポイントで配布できます。商圏以外の住民には配布しないため、費用対効果の高い集客が可能です。

高い信用性がある

信用性の高さもチラシを集客に用いるメリットです。新聞折り込みチラシであれば、折り込み広告基準を満たさなければ配布ができません。例えば、「責任の所在がわからない・虚偽や誤認を招く恐れがある」といった広告は審査に通らないケースが多いのです。

一時期、粗悪な塗装工事で法外な料金を請求する、悪質な業者が巷にあふれ社会問題にもなりました。こうした背景もあり、今日では塗装工事を依頼したいと考えている方の多くは、「安心して利用できる業者を選びたい」と考えています。

新聞折り込みチラシであれば、上記の社会問題によって外壁塗装工事へネガティブな印象を抱いたままの方にも安心感を与えられます。代表やスタッフの顔写真を掲載する、料金体系をわかりやすく記載するなど工夫をすれば、より安心してもらえ集客率向上の効果が期待できます。

ファミリー層や高齢者へアプローチできる

チラシは、消費者が直接手にとって情報を取得する広告媒体です。ポスティングや新聞折り込みチラシなら、高い確率で一度は手にしてもらえるため、ファミリー層や高齢者など幅広いターゲット層へのアプローチが可能です。

近年主流のWeb広告と比較してみましょう。Web広告は、大勢のユーザーに見てもらえる可能性がありますが、インターネット環境が整備されていないと情報は届きません。インターネットの利用率が年々高まっているとはいえ、高齢者の中にはスマートフォンやパソコンを所有していない方もいます。

チラシであれば、上記のような層にもアプローチを行えます。また、新聞購読者で外壁塗装に興味を持っているファミリー層なら、高い確率でチラシを手にとってもらえ、伝えたい情報を伝えられるでしょう。

ポスティングの反響

チラシを配布する主な手段として、ポスティングや新聞折り込みが挙げられます。ポスティングは自社で取り組むこともできるため、いつでも手軽に始められる魅力があります。しかし反響率はそれほど高くありません。
地域によっては、1日に大量のチラシがポスティングされることもあり、自社の広告が埋もれやすいからです。したがって、ポスティングの反響率を高め集客につなげるためには、工夫が必要です。

外壁塗装の業者が顧客の反響率をあげるための5つのポイント

一般にポスティングの反響率が低いのは事実ですが、諦める必要はありません。外壁塗装は、「老朽化を防ぎたい」、「見た目をよくしたい」など、自発的に検討する消費者がほとんどです。ポスティングであれば、家屋の状況をその場で確認のうえチラシを投函できるため、比較的高い反響率が期待されるでしょう。

1.顧客のターゲット層や目的を整理する

チラシの作成にあたり、まずはターゲット層や目的を整理しましょう。これが明確になっていないと、広告の方向性がぶれてしまい、「どんな人間にどんなことを伝えたいのか」わからないチラシになってしまいます。

例えば、外壁の老朽化に悩む層がターゲットとしましょう。このケースであれば「外壁の老朽化がもたらすデメリット」や「具体的な解決方法」をチラシに盛り込むのが有効です。悩みに直面している方は、この先起こりえることや解決策を知ることができ、工事の依頼へ前向きになってくれる可能性があります。

2.チラシの内容が一目でわかるようにする

ポスティングのチラシは、一度手にとってもらえる確率が高いものの、一瞬で捨てられるかもしれません。どれほどクオリティの高いチラシであっても、読んでもらえなければ意味がありません。地域によっては日々大量のチラシが投函されることもあり、消費者は読むべきかどうかを即座に判断します。その中で自社のチラシを読んでもらうためには、まず「内容が一目でわかるよう」に工夫しておくことが大切です。

伝えたいことをキャッチコピーとして目立たせるのも有効です。例えば、「あなたの家の外壁塗装、もう寿命では?」のような、目にした人が一瞬ドキッとするようなキャッチコピーはインパクトがあります。施工中の様子や職人の写真を掲載するのもよくあるテクニックです。

3.地域の特性を把握する

エリアを絞りピンポイントで配布できるのがポスティングの魅力です。ただ、ポスティングを外部に委託する場合には、地域の特性をあらかじめ把握しておくことが大事です。

基本的に、外壁塗装を依頼するのは持ち家の戸建て住宅で暮らしている方です。賃貸アパートやマンションが多いエリアに配布しても、需要がないため反響は期待できません。費用を無駄にしてしまうため、戸建て住宅の多いエリアに絞って配布を行いましょう。

とりあえず自社の近隣エリア全域に配布するというのでは、無駄なコストが増えてしまいます。配布エリアに、学生街やオフィス街などが含まれていれば、それらを除き、戸建て物件が多い地域に集中して配布しましょう。

4.エリアごとにデータをとり効果測定する

基本的にポスティングは継続が大切です。ただ、効果測定を行わないまま継続しても、無駄なコストが増大してしまうため注意しなくてはなりません。

エリアごとに、「配布した曜日や時間帯・枚数・レスポンス」などをデータとして収集し、効果測定を行いましょう。併せて分析も行い、反響のよい曜日や時間帯などを割り出せれば、ポスティングの効果を高められます。

効果測定をしていないと、「効果がないポスティングを延々と続けてしまう」といった恐れも生じます。原因の究明もできず、時間とコストを無駄にしてしまうため、チラシを配布したらデータの取得と効果検証は必ず実施しましょう。

5.継続的に続ける

1~2回程度ポスティングした程度では、成果につながりません。単発的な成果を得られる可能性はありますが、ポスティングの効果を最大化させるには継続が重要です。

チラシの配布を継続していると、自社の名称やサービス内容などが消費者の記憶に残ります。そのときは外壁塗装の必要性がなくても、いずれ必要になったとき、依頼先として選択肢に加えてもらえる可能性があるのです。

定期的にチラシを目にすることで、親近感や安心感を抱いてもらえるメリットもあります。1~2回ポスティングした程度で効果がないと判断せず、継続的に取り組み成果につなげましょう。

施主さんに選ばれる外壁塗装のチラシの要素

外壁塗装を検討している消費者の多くは、信頼できる業者に依頼したいと考えています。少しでも不信感を与えてしまうと、問い合わせや見積り依頼にはつながりません。成果につなげるには、以下の要素を押さえてチラシを作成しましょう。

価格の表記を相場から離れすぎないこと

相場からかけ離れた安い価格表記は、かえって不信感を抱かれる恐れがあります。過去に、「相場からかけ離れた料金で工事を請け負い、法外な追加料金を請求する」といった悪質リフォーム商法も横行していたため、消費者は安い料金に敏感になっています。

大幅な値引きをアピールする広告は目立ちますが、不信感を煽る一因にもなりかねません。今はインターネットで塗装工事の価格相場も簡単に調べられます。「安すぎる・怪しい」と思われたら、当然問い合わせにはつながらないでしょう。

安さをアピールするのなら、その根拠を示すことが大切です。「自社施工なので中間マージンが発生しない」「塗料の大量仕入れで単価を抑えている」「足場の組み立てや解体は外注せず自社スタッフで賄っている」など、安さの根拠を示せば安心感を与えられるでしょう。

信頼できるスタッフをアピールする

消費者の多くは、「どのような人が工事をしてくれるのか」と不安を感じています。このような不安を解消しないと、問い合わせにはつながりません。

そこで、チラシにはスタッフや施工中の様子などの写真を掲載するとよいでしょう。実際に、どのようなスタッフが対応してくれるのかわかれば、消費者は安心できます。スペースに余裕があるのなら、スタッフごとに簡単なプロフィールを記載するのも効果的です。

中には、工事の質を気にしている消費者もいます。そのため、有資格者のスタッフが在籍しているのなら、その事実をアピールしましょう。塗装技能士や足場の組立て等作業主任者、雨漏り診断士など、資格をアピールすることで工事品質が高いことを伝えられます。

施工の実績

消費者に信頼してもらうため、過去の施工実績もチラシに掲載しましょう。「過去にどれくらい工事を行ってきたのか・どのような塗装工事に携わってきたのか」を掲載するのです。

実績が少ない企業よりも、豊富な工事実績がある業者を信頼するのが一般的です。チラシのスペースに余裕があるのなら、「過去に手掛けた物件のビフォーアフター写真」を掲載するのもよいでしょう。

企業から請けた依頼や公共工事の実績などがあれば、信頼につながるため積極的な掲載をおすすめします。自治体や企業が塗装工事を依頼するときは、業者を厳格に審査したうえで決めるケースがほとんどです。自治体や企業からの依頼が多い塗装業者であることをアピールできれば、より信頼を高められるでしょう。

保証・アフター―フォローの有無を記載する

保証やアフターフォローの有無、内容などをきちんと記載することで、安心感を与えられます。「工事が終わったらそれっきりなのでは」といった不安を抱く方は少なくないため、明確に記載しておきましょう。

その場合、期間や頻度など、具体的な内容を記載することが大切です。保証の対象にならないケースがあるのなら、それについても記載しておくとよいでしょう。保証やアフターフォローが充実していることをアピールすれば、工事品質に強い自信を持つ企業であると示せます。

サイトへ誘導する

チラシに掲載可能な情報量は限られているため、サイトへの導線も忘れずに用意しましょう。スマートフォンで手軽にアクセスできるよう、QRコードの掲載がおすすめです。

サイトに誘導できれば、チラシで伝えきれなかったさまざまな情報を伝えられます。チャットや電話での相談窓口へのご案内、相談用メールアドレスなどを用意しておけば、問い合わせへのハードルも引き下げられるでしょう。

また、QRコードやURLを掲載するだけでなく、お客様の声や施工実績を紹介したあとで、「続きを知りたい方はこちら」と誘導するのも有効です。

目を引くチラシデザインのポイント

消費者の多くは、工事でどのように自宅が変わるのかイメージできません。そのため、「ビフォー/アフター写真」を掲載し、イメージをつかみやすいよう工夫しましょう。

一目で外壁塗装のチラシとわかるよう、アイキャッチの写真を使用するのもポイントです。また、さまざまな年齢層が目にすることを想定し、落ち着いた印象の配色を採用するのも大事です。

レイアウトやバランスにも配慮し明るい印象にしましょう。テキストばかり・写真ばかりとなると伝わりにくいチラシになってしまいます。社長・責任者・スタッフの写真に加え、ターゲット層のイメージ写真を掲載することも忘れないでください。より見やすくレイアウトするのには、テンプレートの使用も有効です。

集客率をあげるにはホームページサイト も充実させる

近年における消費者行動の傾向として、チラシを見たあとインターネットで検索を行うケースが多く見受けられます。足りない情報を補完する目的で、サイトへアクセスする方も多いため、コンテンツを充実させておきましょう。

「外壁塗装工事を行うことで、生活にどのようなポジティブな変化が起きるか」を明確にイメージできるようなコンテンツが望ましいでしょう。具体的にはビフォー/アフター写真を掲載する、塗装工事で得られるメリットをわかりやすく記載する、などが考えられます。

お客様の声を掲載するのも定番です。実際に工事を行った方のリアルな感想、意見を目にすることで、消費者は判断材料の1つにできます。ほかにも、「お客様からのよくある質問・塗装工事に関する豆知識・施工成功 事例・工事を依頼すべきタイミング」といった内容について、プロからのアドバイスを返すというかたちで、有益なコンテンツを充実させていくと効果的です。

チラシと同様に「わかりやすいサイトになっているか」「コンテンツは充実しているか」「お客様の課題解決へとつながる作りになっているか」など、消費者目線で確認してみることをおすすめします。

まとめ

チラシの効果を最大化し集客につなげるには、ターゲット層や地域特性の把握、効果測定を行いながらの継続的取り組み、サイトの充実などが大事です。また、チラシに外壁写真を掲載するのなら、ドローンの活用も検討してみましょう。高所からのわかりやすい写真が撮影できるだけでなく、普段の点検も楽に安全に行えます。
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