2021年11月11日

建設業におけるIT化とは? IT化の必要性や成功のポイントを解説

「人手不足で困っている」「3Kを改善したい」という悩みを持つ建設会社は多くあります。建設業界の新規就労者の数も少ない状況で、3K環境をスムーズになじませたい場合は、「業務のIT化推進」が非常に重要なポイントとなっています。

本記事では、IT化の推進方法や導入メリット・成功ポイントのほか、ドローンの活用に便利なサービス「DroneRoofer」について紹介します。ぜひ参考にして、最新技術による業務の円滑化・効率化を目指してください。

建設業におけるIT化とは

建設業におけるIT化とは、具体的にどのようなことを示しているのでしょうか。

まず、IT化とは「ICT化」とも呼ばれており、「Information and Communication Technology」を略した言葉です。スマートフォンやタブレット端末などの、最先端のIT技術を導入することで、作業の効率化を図ることを意味しています。

建設業においてIT化が可能な分野は、「ドローンによる3D測量」「BIM/CIMによる作業の円滑化」「VRによる危険予知訓練」「3Dプリンタによる建築物・建材」などが挙げられます。
このうちBIM/CIMとは、建設事業全体に渡って3Dモデルを連携させることで、関係者間の情報共有をスムーズにしつつ、生産・管理システムの高度化・効率化を目的とした作業プロセスのことです。

建設会社が大手企業なら組織改革などを伴っても、こうしたIT化を進められるかもしれません。しかし中小企業の場合は、何からIT化を始めればよいのでしょうか。例えば以下のような選択肢があります。
ドローン活用は、IT化の中でも低コストで始められる方法です。また3Dプリンタの導入など最先端の機器の導入に関しても、コストを最低限に抑えられます。そして手元にあるスマートフォンを活用するだけで、従業員の勤怠管理や手間のかかる作業が快適になったり、現場に行かないとできない作業をテレワーク化したり、といったあらゆる可能性が開けるでしょう。

建設業界でIT化が注目される背景

なぜ今日、建設業のIT化が注目されているのでしょうか?さまざまな要因が挙げられます。

人手不足の深刻化

大きな要因の一つは、人手不足です。新規就労者が定着しにくく、高齢化も進む建設業では、「長く勤めている従業員を守り、同時に、新たな従業員の作業のしやすさを担保すること」が求められています。

若者を求人するためには、「きつい・汚い・危険」を表す、いわゆる「3K」のイメージが強い建設業の実態を、IT化によって改善していくことが必要です。またIT化は、長く勤めている従業員についても、長時間の肉体労働や危険な作業を減らすことに貢献します。このように「新たな従業員を増やして、なおかつ長く勤められる」というポイントを、若年層に向けアピールをすることが、人手不足解消の第一歩となります。

さらに、人手不足になる原因の一つとして挙げられるのは、従業員に対する報酬が日給制で計算されることです。若手は将来を見据えて、「安定した収入を得たい」と考えるのが一般的です。一方ベテランについても、年齢を重ねても長く続けられる職業としては、建設業は不向きと言えるでしょう。
IT化によって、若手に安定した給与を支給する、ベテランが長く働けるように作業を効率化させることが、こうした状況改善につなげるための喫緊の課題となります。

ほかにも、「現場に行かなければ作業ができない」という点も、従業員にとっては大きな負担です。移動にかかる時間やコストが見合っていない、または、現場に来られる人員が足りず一人ひとりの作業負担が大きくなる、などの問題を生じます。
テレワーク化により、移動時間やコストの削減、および省人化を進められる業務もあります。自社ではどのような業務内容ならテレワーク化可能なのかを検討し、なるべく従業員の負担を減らす策を考える必要があるでしょう。

なお、離職率の高さも問題です。就業後間もなくの転職や、怪我が原因で離職せざるを得なくなるというケースなどは、多く発生しています。従業員に必要とされる身体的な健康や、将来への安心感の少なさに加え、「作業自体が危険である」という点が高い離職率につながっているのです。ドローン導入などのIT化で、少しでも現場の危険性を低減させることが、こうした状況改善のために何よりも重要と言えるでしょう。

業務効率化の課題

建設業では、「ベテランの従業員にしかできない作業の多さ」や「新人教育にかかる時間の多さ」が大きな問題となっており、ノウハウをマニュアル化することが難しいと言われています。そのため、新人が定着しにくいと考えられます。

また、図面管理や情報共有なども煩雑化しやすいでしょう。関係者全員で紙の図面を配りあって説明を進めているという状況では、大幅な時間とコストがかかってしまいます。事務管理の作業もできる限り効率化させなければ、労働時間の計算だけでも、想像以上の労力が必要です。

作業に対する評価基準も、業界内であまり統一されていないため、個々人が自分のスキルアップやキャリアアップを考えにくいことも問題です。これは「建設業のノウハウをマニュアル化することが難しい」という点と密接に関係しています。
多くの企業で、素晴らしい実績を持つ従業員が評価されなかったり、新人が熟達するまでの時間を短縮することがが難しかったりと、業務改善や効率化を進められない状況が現在まで続いてしまっています。IT化と共に、作業のデータベース化や、客観的な評価基準を考案する必要があるでしょう。

加えて、企業間のノウハウ共有が難しいと言われています。建設業全体を維持するためにも、最先端のIT技術を活用して、成果物の品質をなるべく同じにすることが必要です。「データ化したものと同じものを作り出す」ということに関しては、IT技術の高い精度を存分に活かせます。
またIT化に伴って出現した最先端の機器は、むしろ新人の方が簡単に扱える場合もあります。ベテランの作業をIT化し、新人が対応できるようになれば、作業効率化は格段に進みやすくなるでしょう。

建設業がIT化するメリット

建設業のIT化を進めるメリットはいくつかあり、前述した課題の大部分が解消されることに大いに期待できます。

人手不足の解消

IT化により、図面に沿ったモデルを3Dプリンタで出力したり、デジタル資料で情報共有を円滑化したりと、従業員の労働時間や手間などの負担の削減が可能です。ほかにも、スマートフォンによる勤怠管理で作業以前の手間を省くことや、ドローンを活用した建物の点検で、業務の危険性を減らせます。

IT化によって3Kのイメージが解消されれば、新規就労者は建設業を選びやすくなるでしょう。作業の危険性が軽減されれば、離職者率も大幅減少が見込めます。こうした作業効率化で、建設業が「安定した業種」と認識されれば、転職を考える従業員も減少するでしょう。
同時に、企業の事務管理の手間も削減できる点など、企業側にも大きなメリットがもたらされます。また、IT化で必要になる他分野の人材を採用することなどを通し、企業内の多様性も広がり、より安定した企業として活躍していけると期待されます。

業務効率化を促進

人手不足の原因でもある「ノウハウをマニュアル化しにくい」点にも、大きな改善を期待できます。

例えば3Dプリンタの導入によって、ベテランの技術をデータ化することと同様に、新人が短時間で難しい操作をマスターできる環境が整います。これにより、技術の保存・承継を効果的に行えるのです。教育の質が上がりつつ、研修時間は短縮されるので、新人も現場の作業を迅速にこなせるようになっていくでしょう。
また、図面や打ち合わせ内容などを、スマートフォンやタブレット端末を活用して、関係者間で共有することも可能となります。これにより、資料整理が格段とスムーズになります。端末さえあれば、すべて自分の手により確認が可能なので、大量の印刷をする必要もなく、用紙にかかるコストも大幅にカットできるでしょう。
「スマートフォンによる勤怠管理」「ドローンやWebカメラによる施工管理」など、遠隔地からいつでも対応できる環境も整備されます。これらは、従業員の移動にかかる時間やコストの削減につながります。

作業のマニュアル化が難しく、現場でないと作業が遂行不可能だったような建設業の問題点は、IT化によって大きく改善されてきています。企業の収益の安定や建築物の品質の向上、従業員への負担削減が、徐々に実現されてきているのです。

一部業務のテレワーク化が可能に

人が現場にいなければ成り立たなかった建設作業を、IT化によってテレワークに切り替えられることも、メリットの一つです。事務作業や設計作業など、デスクワークのほとんどは、テレワークで対応できるようになります。

例えば、施工管理の一部に関して、ドローンやWebカメラを活用することで、自宅からテレワークで行ったり、Webを通して打ち合わせをしたりと、工夫できるところは意外とたくさんあるのです。

建設業におけるIT化推進のための国策

政府は建設業のIT化を推奨しています。具体的には、これまでは書面で行わなければならなかった取引について電子商取引に切り替え、その環境を普及させるための法令も整備しています。また、建設業の技術や従業員のキャリアについても、評価機関や仕組みを設置して、キャリアアップの手助けと技術の標準化を推進しているのです。

建設業におけるIT化の事例紹介

ここからは、建設業におけるIT化とは具体的にどのようなものがあるのか、事例を挙げながら紹介していきます。

ロボット技術の導入

清水建設株式会社では、人間と自立型ロボットが共同作業をする、次世代生産システム「Shimiz Smart Site」を構築しています。作業を調整する水平スライドクレーンや、溶接トーチを操るロボット、建材を施工する多機能ロボットなどが実装されています。70〜75%の省人化の効果を発揮する、という試算結果を出しているため、生産性向上に大いに期待できるでしょう。

3Dプリンタの導入

海外では、住宅やビル、橋などの建築物を、3Dプリンタで出力・建造する技術が、すでに築き上げられています。移動建設3Dプリンタが、たったの24時間と100万円で、住宅を建造し大きな話題になりました。
日本では、法律に則って部品や模型の製作で活用される程度でしたが、近年技術革新が発展していることにより、3Dプリンタの基準や規模が大きくなりつつあります。コンピューターのプログラミングにより、型枠がなくても建材を短時間で製作するなどで、ほとんどの作業をIT化できるため、省人化を目指していけるのです。

点検や測量におけるドローン活用

「高所に登らず点検したい」「点検・測量を省力化したい」。そんな問題を解決するのがドローンです。ドローンを活用することで、従業員が高所に登ったり足場を組んだりする危険な作業がなくなるため、安全性向上はもちろん、コストの削減と作業の効率化が叶います。

「ドローンの撮影する映像をチェックして、塗装の剥がれや決壊などの異常箇所を発見する」「赤外線センサーで、太陽光パネルや鉄塔の発熱箇所を発見する」などは、代表的な活用方法です。ほかにも、ドローンに取り付けたハンマーによって、トンネルなどについて打音検査を実施することも可能。また、測量作業では空撮画像を活用して、2Dや3Dの地図を作成できます。

建設業のIT化にはドローンがおすすめ

トラブル防止と新たな作業環境の実現につながるドローン導入は、IT化の中でも特に導入コストが低く済む施策です。導入をサポートするさまざまなサービスも提供されています。例えば、以下で紹介する「DroneRoofer」のパッケージサービスなどを利用することで、すぐに作業が取り組める状態になるでしょう。

DroneRooferとは

「DroneRoofer」は、ドローンで屋根の点検を効率的に行うために提供されるサービスです。機体や、それを操作するためのiPadがパッケージ化されており、さらに、飛行許可申請についてのサポートサービスも付属しています。

初心者でも操作しやすいように、iPadの画面上で移動したい位置をタップするだけで、直感的にドローンを飛ばせます。屋根全体はもちろん、細部までズームしてその場で確認し、高解像度で撮影・保存も可能です。また、アプリで報告書や見積書への撮影した画像やコメントの挿入、屋根の面積計算までもスムーズに行えます。

DroneRooferの導入メリット

操作が簡単で、すぐに現場に取り入れられます。屋根点検の危険性を軽減し、従業員の安全性向上に寄与します。
また撮影箇所に近づかずに、細部まで明確に撮影することができます。顧客との交渉でも、詳細な映像や画像を提示できるので、より緊密な合意形成が可能です。

さらに、このパッケージにはアフターサービスがあり、ドローンを活用した営業活動のコンサルティングを定期的に行っています。万が一、事故が発生するなどのトラブルがあっても、ドローン保険が適用されます。常駐スタッフが問い合わせにも対応しているため、不明点などもすぐに解消できる点が頼もしいです。

まとめ

人手不足で困っている、3Kのイメージを払拭したいという建設会社にこそIT導入はおすすめです。最先端の技術により課題を解決することで、業務環境改善・従業員の定着・求人効率上昇へとつながるのです。
IT化をドローン導入から始める場合は、ぜひ「DroneRoofer」を検討してみてください。
DroneRooferはこちら:https://lp.drone-roofer.com/

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