大阪府で太陽光パネルの販売・設置工事を営む株式会社エスコプロモーション様は、施主様への新しいアフターサービスとしてドローンを活用した屋根外壁点検を行い、わずか1年で1億3,000万円の売上を創出しました。今回、アフターメンテナンス課の須賀課長と藤野様、点検作業を担当する安原様と志水様にインタビューを行い、DroneRooferを選んだ決め手や、実際に活用いただいた感想を伺いました。

貴社の状況に合う適切な、
DroneRooferの活用方法がわかります。

• ・外装点検を誰でも、安全に実施したい
• ・積算や見積など提案準備を効率化したい
• ・リフォーム提案で他社と差別化したい

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ドローンでの屋根点検サービスをフックにした新規事業を開始し、1億3,000万円の売上を達成

―――ドローンによる屋根点検サービスが好調と伺っています。成果はいかがですか。

須賀様：内外装のリフォーム事業を新規事業として始めるにあたり、ドローン点検でのリード獲得という手法を選択しました。その結果、年間1億3,000万円の売上を達成できました。これはアフターメンテナンス課の売上の60～70%を占める額ですので、新規事業としては上出来だと思います。

―――素晴らしい成果ですね。屋根・外壁の点検サービスは、お客様にどのようにアプローチしているのですか。

アフターメンテナンス課では、弊社で太陽光パネル、家庭用蓄電池を設置させていただいたお客様に向け、定期点検の際に、太陽光パネルと屋根・外壁の点検をセットにしたサービスを提供しています。ドローンを使用して外観を点検することで、太陽光発電設備だけでなく、住宅の屋根・外壁の異常も早期に発見できます。異常が見つかった場合は弊社が修理をお勧めし、同時に外装リフォームの提案も行っています。

―――太陽光パネルだけでなく、屋根外壁の点検も始めたのはなぜですか。

須賀様：弊社はこれまで、太陽光パネル、家庭用蓄電池の販売・設置を主力な事業とし、15,000件以上の工事実績を積み上げてきました。太陽光パネルは風による飛来物で破損したり、古いタイプの配線カバーは劣化でひび割れたりすることがあります。しかし、屋根の上は普段は見えない場所ですから、気づかずに放置しているお客様が多くいらっしゃいます。そのなかでお客様に何か新しいサービスを提供できないかとの考えから、ドローンの導入を検討しました。
そのため、2022年にアフターメンテナンス課を新設し、ドローンを使用して屋根・外壁も含めた太陽光パネルの点検サービスを提供することにしました。

―――『DroneRoofer』を選んだ決め手はどのような点でしたか。

須賀様：最大の決め手は、アプリを使用して誰でも簡単にドローンを操縦できる点です。また、屋根に上る必要がないため、安全に点検ができることも重要な要素でした。
さらに『DroneRoofer』では、ドローン点検に必要な飛行許可申請やドローン保険までがサポートされるため、スムーズな導入ができることも大きな魅力でした。

新卒女性社員がドローンの操縦を担当し売上に貢献

―――アフターメンテナンス課では、新卒の女性社員の安原様と志水様がドローンの操縦を担当されているそうですね。

須賀様：はい、2人には入社後すぐからドローンによる点検業務を担当してもらっています。志水はつい最近入社したばかりなので、これまでの1年は私と安原の2名体制で営業を行ってきました。そのため、わずか2名で1億円を超える売上を達成できたということになります。
営業方法としては、まず安原が現場でドローンを操縦して屋根の点検を行い、後日私が点検結果の説明やリフォーム工事の提案を行う形を取っています。

―――「男性の仕事」というイメージが依然として根強い屋根・外装点検作業ですが、安原様や志水様のような女性の若手社員を起用したのには、何か特別な思いがあるのですか。

須賀様：確かに従来は、屋根外装点検といえば男性の仕事と考えられてきましたが、ドローンを活用すれば、性別や体力に関係なく点検作業ができます。さらに今の若い人たちはデジタル世代ですから、アプリの扱いに非常に慣れています。iPadアプリの『DroneRoofer』もすぐに使いこなせそうだと思いましたし、操縦をしていく中で、いろいろな活用方法を発見してくれるのではとも考え、点検を任せることにしました。しかも『DroneRoofer』なら、簡単かつ安全に作業ができます。若い世代にとって、ドローンはこれから常識的なツールになっていくでしょうし、若い人には新しい取り組みにどんどんチャレンジしてもらおうというのが僕の思いです。
安原様：入社1年目でこれまで経験のないことに取り組んで、しかも売上でも会社に貢献できたので大満足です。仕事への励みにもなっています。

機械に強くない社員でも、わずか3回の操縦で現場での点検が可能に

―――安原様と志水様は、新卒入社後すぐにドローンの操縦を担当されましたが、戸惑いや抵抗感はありませんでしたか。

安原様：新しいことへの挑戦は楽しみでしたが、ドローンは見たことも触ったこともなかったし、機械に強いほうではないので「操縦が難しいのではないか」「壁などにぶつけてしまうのではないか」といった不安はありましたが、思っていたよりずっと簡単でした。操縦といっても、ドローンはiPadの画面上で指定した場所へ自動で飛んでいくので、私はほとんど何もする必要はないんです。
CLUE社のスタッフも親切で丁寧に操縦方法を教えてくださったので、すぐに覚えることができました。3回目の飛行で現場に出たのですが、その頃には何も不安はありませんでしたね。
志水様：私は安原さんの1年後輩で、つい先日からドローン点検の業務を始めました。当初は難しそうだと感じましたが、現場で安原さんがドローンを簡単にコントロールしているのを見て、私にもできそうだと自信が持てました。

「見える点検」でお客様の信頼を獲得し、リフォーム工事を受注できた

―――ドローン点検に対するお客様の反応はいかがですか。

須賀様：多くのお客様から「自分の目で確認できるのがいいね」と好意的な反応を頂いています。
多くのお客様にとって、屋根点検には不安がつきものです。屋根に上って撮った写真を見せられても、本当に自分の家の写真であるか判断するのは難しいですよね。怪しい業者ではないかと心配することもあるでしょうし、どの業者に依頼すべきか迷う方もいらっしゃいます。
しかし、太陽光パネルの設置工事を行ったことのある弊社が「定期点検と併せて屋根の点検もしておきましょうか」と提案することで、お客様は安心して点検を依頼できます。また、現場で一緒にiPadの画面を見ながら状態を確認できるので、お客様に納得していただきやすく、弊社への信頼と満足度向上にもつながっています。
また、上空の高い位置から自分の家の屋根を確認することはエンターテインメント性があり、お客様に大変喜ばれます。周りの街並みも含めたお客様宅の写真を空撮した画像が欲しいという要望が多いので、写真を差し上げています。これも弊社ならではのサービスとして好評を博していますね。

売上の達成に大きく貢献したカスタマーサクセスチームによる第三者の視点

―――『DroneRoofer』の運用に対するサポートはいかがですか。

安原様：ドローンの使い方について疑問が生じたときや、ドローンの調子が少し悪いときなど、担当者に連絡をすると迅速に対応していただけるので、点検員としては非常にありがたいですね。
須賀様：月に1度のカスタマーサクセス担当者とのミーティングでは、弊社の業務状況について共有し、振り返りを行っているのですが、他社での豊富な活用事例をもとに、客観的で有益なアドバイスをくださいます。弊社だけでは気づかなかった課題を明らかにし、業務改善のスピードを高めることができたのは、この手厚いサポートのおかげです。今回の売上達成において、大きな要因であったと考えています。

操縦者を増員し、各支店・営業所への配備を推進

―――今後、『DroneRoofer』を活用して達成したい目標などがありましたら教えてください。

須賀様：将来的には、太陽光発電装置のメンテナンス需要がさらに拡大することが予測されます。同時に、住宅ビルダーや工務店の中には、定期点検に課題を抱える会社も多く存在します。そのような企業と協力して、弊社アフターメンテナンス課の業務を拡大していきたいと思っています。
そこで弊社は今後ドローンの操縦者を増員し、他の支店や営業所でも点検サービスを提供できるようにしていきたいと考えています。これにより、2年後には売上15億円の達成を目指していきます。

まとめ

株式会社エスコプロモーション様は『DroneRoofer』を導入後、アフターメンテナンスの一環として屋根・外壁の点検サービスを提供し、わずか1年で売上1億3,000万円を達成するほどの急成長を遂げました。その急成長をドローン点検で支えた安原様は、もともとドローンを見たことがなかったものの、わずか3回練習しただけで不安なく現場に立ち、施主様からの信頼と満足度向上に貢献しているとのことで、我々も大変うれしく思います。今後も株式会社エスコプロモーション様のますますの成長のお役に立てるよう、引き続きドローンの活用支援を行ってまいります。