CASE STUDY

ドローンとソフトウェアで、現地調査と案件管理をスムーズに。業務の50%削減し、受注率35%向上を実現

株式会社良彩建装
田村 亮輔様

大阪府を中心に、外壁・屋根塗装や防水工事を専門に手掛ける株式会社良彩建装様。創業以来、地域密着型の展開で延べ1万軒近い実績を積み重ねてきた同社では、施工後も3年ごとの無償点検を行う独自のフォロー体制を通じ、長期的な信頼関係の構築に力を入れています。

一方で従来のはしごによる高所調査や紙ベースの顧客・案件管理には、安全性や効率性、情報共有でさまざまな課題が生じていました。こうした背景から同社では、ドローンによる現地調査「DroneRoofer(ドローンルーファー)」と顧客・案件管理システム「RooferCloud(ルーファークラウド)」を導入。現地調査や見積作成の時間を大幅に削減し、さらにポータルサイト経由の新規受注率を35%向上させるなど、業務効率化と受注体制強化の両面で成果を上げています。

今回は、同社で店長を務める田村 亮輔様に、導入の背景やドローンとソフトウェアの活用、得られた成果、今後の事業展開についてお話を伺いました。

DroneRooferの資料

貴社の状況に合う適切な、
DroneRooferの活用方法がわかります。

  • ・外装点検を誰でも、安全に実施したい
  • ・積算や見積など提案準備を効率化したい
  • ・リフォーム提案で他社と差別化したい

地域密着で、延べ1万軒の取引実績。継続的な信頼関係を築く、3年ごとのフォロー体制とは

―― 貴社の事業概要と現在の展開エリアについてお聞かせください。

田村様:当社は、大阪の藤井寺、羽曳野、富田林といったエリアを拠点に、外壁や屋根の塗装、防水工事を専門に行う「地域密着の塗装プロ集団」です。2025年で創業から20年近くになり、お客さまの住まいを守り、喜びと笑顔を届ける施工を第一に考え、事業を展開しています。

私たちが拠点を置く藤井寺周辺は、古墳や古くからの集落が存在するという歴史的な背景があり、住宅街の道幅が狭いという特徴があります。大型の作業車両や重機が入りにくいエリアにおいて、当社は小回りが利く地域密着型の強みを活かし、昔ながらの住宅街のお客さまにきめ細やかなサービスを提供できている点も、私たちの特徴のひとつだと考えています。

また、当社は大手企業の下請けとしての取り組みよりも、個人のお客さまと直接やり取りをさせていただく元請けとしての施工に携わらせていただくことが多く、これまでに延べ1万軒近いお客さまとお付き合いさせていただきました。お客さまの層としては、外壁塗装というサービスの性質上、戸建て住宅にお住まいのファミリー層が中心となります。地域の看板やバス広告、あるいはごみ出しカレンダーへの広告掲載といった、生活に密着した媒体を通じて弊社を知っていただくケースが多いですね。

―― 外壁塗装や防水工事では、どのような特徴のサービスを展開されているのでしょうか?

田村様:ご相談のきっかけとして最も多いのは、やはり経年劣化による建物の不具合です。「外壁にひび割れが入ってきたので心配だ」「雨漏りがして困っている」といった、緊急性の高いお悩みでお客さまからご連絡をいただくケースが目立ちます。

当社サービスの特徴として、お客さまの住まいに具体的な不具合が発生する前にアプローチするため、「3年点検」という独自のフォロー体制を導入しています。これは施工完了から3年ごとにお客さまの住まいにお伺いし、無償点検を行うというものです。建物の状態を確認させていただきつつ、もし何か不具合があった際にすぐに相談していただける関係性を構築しています。

紙からデジタルへ。狙いは、顧客・案件情報の一元化と、現地調査から資料作成までの効率化

―― ドローンサービスの導入背景には、どのような課題があったのでしょうか?

田村様:以前の現地調査では、お客さまの屋根にはしごをかけて登ったり、高所カメラを用いたりして屋根や外壁の状態を確認していました。屋根の上での作業は常に危険と隣り合わせですし、体重による負荷で瓦を割ってしまうリスクも残るため、安全性と確実性の観点から新たな手法を模索する必要性を感じていました。

また、お客さまは正式な依頼まで平均2〜3社を比較検討されているのですが、その選定の基準として金額だけでなく、「信頼できる業者であるか」という点がとても重視されていると考えています。特に昨今では悪質な事業者のニュースを目にすることも増え、お客さまは施工品質や業者の誠実さに対して敏感になっておられます。

—— 現地調査前後の営業活動や、積算・報告書・見積の作成業務では、どのような課題があったのでしょうか?

田村様:現地調査後は一度事務所へ戻り、撮影した現場写真をもとに案件の登録や積算、見積書の作成を行っていたため、どうしてもご提案までのリードタイムが長くなってしまうという課題がありました。見積の金額や施工プランの提示が早ければ早いほどお客さまは意思決定しやすくなり、工期や予算の調整もしやすくなります。

また、担当者ごとに案件情報を抱え込んでしまい、誰が、どのお客さまにアプローチをしたのか、すでにお見積もりを提出済みなのかといった進捗状況がブラックボックス化していたことも課題でした。過去に実施した現地調査で撮影した写真や見積書、提案資料、そして受注後の同意書や契約書といった、あらゆる資料が紙ベースで保管されており、事務所で保管しきれない分は倉庫に保管せざるを得ない状況だったのです。

これだけの量があると、いざ過去の資料が必要になっても探し出すこと自体が困難で、実質的に過去のデータが活用されていない状態になっていました。デジタル上にデータを保存しようと試みたこともありましたが、1物件あたり屋根や外壁の全景・寄りの写真など50〜100枚ほど撮影するため、データのサイズが個人のPCに保存・管理するには大きすぎます。結果、PCの容量が圧迫され、動作が重くなるなどの弊害も生じていました。

こうした物理的・デジタル的な情報を一元管理したいという思いが、ドローンと顧客管理システム導入のきっかけとなっています。

ドローンとソフトウェアを同時に導入。決め手は、ツールの使いやすさと電話によるサポート体制

—— 「DroneRoofer」と「RooferCloud」をお知りになったきっかけと、サービスの比較検討について教えてください。

田村様:「DroneRoofer」のInstagram広告でドローンを使った屋根調査の投稿を目にし、「これは現場で使えそうだな」と思って調べたことがきっかけです。当時、いくつか似たようなサービスも調べてはいましたが、ドローン操作のしやすさやサポート体制といった「現場向きのサービスであるか」という観点を重視しました。

また、顧客管理システムの導入にあたっても、業界内でも知名度の高いツールも含めていくつかのクラウドサービスが候補に挙がっていました。他社サービスも機能面では充実している部分もあったのですが、最終的に「RooferCloud」を選定した理由も、現場向きの使い勝手の良いサービスであったことです。

一方で比較検討した他社クラウドサービスは、機能がとても豊富である反面、初期設定や日常の操作フローが私たちにとっては少々複雑すぎると感じる場面がありました。操作の手数が多いことで、かえって業務に時間がかかってしまう懸念もありましたし、導入コストの面でも高額であったため、費用対効果の観点からも見送る判断をしました。

—— サポート体制について、どのように検討されていましたか?

田村様:当社にはPC操作があまり得意ではないスタッフも多く在籍していますので、何か不明点があった際に、マニュアルを読み込むのではなく「電話一本ですぐに解決できる」というスピード感を何よりも重視していました。メールで問い合わせを受け付けるだけというサービスも多い中、「DroneRoofer」は電話ですぐに対応していただけるサポート体制が整っており、安心してドローンを飛ばすことができると判断しています。さらに担当者によるサポート体制だけでなく、導入後すぐに実務に活用できる「RooferCloud」の分かりやすさは、社内でクラウドサービスの定着を図る上でも大きなポイントでした。

—— 「DroneRoofer」と「RooferCloud」をセットで導入いただいた決め手をお聞かせください。

田村様:ドローン操作と顧客・案件管理をひとつのプラットフォームに統一することにメリットを感じました。もしドローン操作と顧客管理で別々のツールを導入するとなれば、社員はそれぞれの操作方法を覚えなければなりません。いきなり2つのツール導入は現場社員にとって大きな負担になるでしょう。また、顧客・案件のデータが散在してしまうこともデメリットです。

「DroneRoofer」と「RooferCloud」をセットで導入すれば、ドローンで撮影した写真の管理から、見積書に必要なデータの作成や積算、さらには関連ファイルの保存までを一連の業務フローの中で完結できます。また、ツールを統一したことでチーム全員が同じ画面を見て情報を共有できるようになり、請求や支払先を一本化できるという事務的なメリットもあります。何より、撮影した写真データと顧客情報までを紐づけて一元管理できる仕組みは、今後の事業展開において不可欠だと判断しました。

ドローン導入後、時間をおいて顧客・案件管理をシステム化。導入のポイントとサポート体制

—— 「DroneRoofer」と「RooferCloud」の導入はどのように進行しましたか?

田村様:現地調査におけるドローンは、導入を決定してからはスピーディーに現場投入が完了しました。CLUE社の担当の方に、申請の手続きやレクチャーをしていただいたあとは、すぐにお客さまの現場に実戦投入できたと記憶しています。

一方で、顧客・案件管理を担う「RooferCloud」の本格運用に関しては、自社の業務フローに合わせたカスタマイズを入念に行ったため、ある程度の時間を要しました。具体的には、既存の業務プロセスをシステム上に落とし込む際、顧客ステータスの定義付けにこだわっています。具体的には「問い合わせ」「現地調査済み」「見積提出済み」「受注」「施工完了」といった顧客ステータスをどのように分類し、管理していくかという点に悩みました。ステータス管理は単なる記録ではなく、「どのタイミングでお客さまにアプローチをかけるべきか」という営業判断の軸となる重要な部分ですので、そこを曖昧にせずに明確な運用ルールを構築しながら「RooferCloud」の導入を進めました。

—— 「RooferCloud」に対する評価をお聞かせください。

田村様:ログインした直後のホーム画面の見やすさが気に入っています。画面を開くとすぐに現在受注している案件や金額など、営業判断に必要な数字が可視化されており、直感的に受注状況を把握することができます。これによって、担当者一人ひとりから顧客情報を集める手間が省けました。

また、現場スタッフの実務面においては、ステータス別に顧客情報を選別して表示できる機能が重宝されています。たとえば膨大な顧客データから「問い合わせ」ステータスの案件だけを抽出し、自分が見たい情報だけを選別できるだけでなく、今アプローチしなければならない案件をすぐに確認できます。

—— 「RooferCloud」の導入で、印象に残っているサポートをお聞かせください。

田村様:具体的に助かった事例として、タブレット端末のストレージ容量のトラブルを解決していただいたことが印象的です。ドローン操作に使用しているタブレット端末内に、現場で撮影した大量の写真データが端末のストレージを圧迫し、動作が重くなってしまうというトラブルがありました。

その際、担当者の方にサポートを依頼したところ「クラウドサービスである『RooferCloud』側に写真を取り込んでしまえば、端末側のデータは削除しても問題ない」というアドバイスと、その手順をご案内いただきました。クラウドと端末、それぞれのデータの扱い方についてアドバイスいただいたことで大事な撮影データの消失を恐れることなくストレージを整理でき、快適な環境で業務を継続できています。

現場の作業時間を50%削減し、さらに浮いたリソースで新規案件の受注率が35%も向上

—— 「DroneRoofer」と「RooferCloud」の導入によって、どのような成果が得られていますか?

田村様:現地調査や資料作成の時間を大幅に短縮できました。以前の現地調査では、はしごをかけて屋根に登り、手作業で面積を測るというアナログな手法で調査を行っていたため、1軒あたり1時間以上はかかっていました。しかし「DroneRoofer」とドローンの導入で、1軒の現地調査にかかる時間を30分ほど短縮できるようになり、現場での作業時間を約50%削減できています。

さらに現地調査から帰ってきた後の積算や資料作成の効率化も実現できました。以前は図面から手作業で積算を行い、見積もりを作成するまで1件あたり15〜20分ほど要していましたが、現在ではシステム上でわずか5分程度で完了できています。浮いた時間とリソースを、さらに次のお客さまへの提案やサービス改善に投じています。

—— 業務効率化以外では、どのような成果が得られていますか?

田村様:新規問い合わせで大きな割合を占めているポータルサイト経由の案件では、以前に比べて35%も受注率が向上しています。業務効率化によって対応できる件数とスピードが向上したことで、以前よりも新規への受け入れ体制が強化されたことが主な要因だと考えています。

さらに業務効率化によって余裕が生まれたこと、「RooferCloud」によって顧客・案件の情報を営業社員同士で可視化できたことで、既存のお客さまへのフォローアップも強化できています。実際に「3年点検」のご案内がスムーズになり、リピート案件の獲得数も増えました。現場の社員からも「空いた時間で電話での案内や、物件回りを行えるようになった」など、業務の効率化と顧客対応の品質向上という好循環が生まれています。

—— ドローンによる現地調査に対して、お客さまからはどのような反応がありましたか。

田村様:実際にドローンを飛ばし、そのままタブレット端末の画面をお見せしながら「屋根は今、このような状態になっていますよ」とご説明すると、視覚的に分かりやすいだけでなく、「最新の機器を使ってしっかり調査してくれている」という安心感を持っていただけています。過去には、その場で追加工事の提案までスムーズに進み、即決で受注につながったケースもありました。

さらにドローンで撮影した画像をもとにシステムが算出した「正確な図面と金額」をお客さまに提示できることも高く評価しています。人の手で測ったものではなく、テクノロジーによって算出された客観的なデータであるという点が、お客さまに対する「信用の裏付け」として機能しているのではないでしょうか。

店舗を増やし、より多くのお客さまに安心と満足を。地域社会の「信頼される施工会社」として

—— 今後の展望についてお聞かせください。

田村様:今後は現在の拠点を軸に、大阪府と隣接する奈良県や和歌山県へと商圏を拡大していく計画を進めています。定量的には5年以内に5店舗の展開を掲げており、新しい店舗の開設に向けて準備を進めているところです。

ただ単に店舗数を増やすこと自体が目的ではなく、より多くのお客さまに「安心」と「満足」をお届けすることが最優先であると考えており、今後展開していくどの店舗においても、これまで同様の高い品質のサービスを提供できるように取り組んでいきます。将来的には地域社会で「信頼される施工会社」として、安心・高品質・効率の三拍子を兼ね備えた施工体制を確立することを目指していきます。

—— 今回導入された「DroneRoofer」と「RooferCloud」は、どのような企業におすすめできるでしょうか?

田村様:「DroneRoofer」と「RooferCloud」は、特に外壁・屋根塗装や防水工事などの分野において、高所での現地調査や積算業務、あるいは報告書作成に多大な時間を要している企業様にとって有効なソリューションだと思います。実地調査から事務所に戻っての資料作成までのリードタイムを短縮できることに加え、クラウドで情報を一元管理できるため、組織として安定したクオリティの施工や提案が可能になります。

また機能面だけでなく、問い合わせ時の対応が常に迅速である点も大きな安心材料です。我々がお客さまからの信頼獲得に向けてスピードを重視しているのと同様に、同じ姿勢で支えていただけることで、継続的に安心して活用できています。今後もともにお客さまに向き合うパートナーとしてお取組みいただけると嬉しいですね。

▼「DroneRoofer」紹介ページはこちら
https://drone-roofer.com/

▼「RooferCloud」紹介ページはこちら
https://lp.roofer-cloud.com/

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