2023年9月26日

リフォームのチラシで反響率を上げるには? 作成やデザイン、集客のポイント

チラシを集客に活用しているリフォーム会社は少なくありませんが「今1つ成果を得られていない」と悩んでいる経営者の方も多いのではないでしょうか。チラシの反響率を高め集客に結び付けるには、いくつかのポイントを踏まえておくことが大事です。本記事では、リフォーム会社の集客力を高めるチラシ作成のポイントやコツについて解説をします。

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  • ・リフォーム提案で他社と差別化したい

チラシの効果

アプローチしたいエリアだけに配布可能な点が、チラシの大きな強みです。地域密着型のリフォーム会社なら、拠点の近隣にのみ配布を行いピンポイントでアプローチできます。

ポスティングであれば、戸建て住宅のみに配布するといったことも可能です。戸建て住宅の中でも、塗装工事が必要かもしれない古い住宅のみに絞って配布することもでき、効果的なアプローチを行えます。

また、インターネットの利用率が低い高齢者にアプローチできるのも、チラシを用いるメリットと言えるでしょう。ただ、近年はインターネットで情報収集を行う高齢者も増えているため、Webとチラシを併用したアプローチがより有効です。

リフォームのチラシの反響率はどのくらい?

反響率とは、配ったチラシの枚数に対し、問い合わせや注文といったレスポンスがあった割合を指します。

  • 【反響率(%)=反響のあった件数÷チラシの配布数×100】

リフォームは一度の注文額が大きいため、一般的なチラシと比べると反響率は低い傾向にあり、新聞折り込みで0.01~0.3%、ポスティングでも0.1~0.3%程度しかありません。1万枚配って、問い合わせがくるのは多くて30件程度という計算になります。

反響率は決して高くなく、読まずに捨てられることも多い中で、少しでも手に取ってもらえるチラシを作成するには、さまざまな工夫が必要になります。

リフォームのチラシ作成するときのポイント

売れるリフォームのチラシを作成するにあたり、いくつかポイントを押さえておきましょう。行き当たりばったりでチラシを作成しても、思うような成果は得られません。以下のポイントを踏まえて作成に取り組んでみましょう。

ターゲットを決める

まずはターゲットを決めましょう。「誰に何を伝えたいのか」が明確でないチラシでは、受け取ってすぐに捨てられてしまうかもしれません。

まずは「誰に何を売りたいのか」を自社として明確に絞り込みましょう。ターゲットが幅広くなりすぎると、かえって誰の目にも留まらない中途半端なチラシになってしまいます。

ターゲットが明確になれば、チラシに盛り込むべきコンテンツが見えてきます。例えば、家の外装をきれいにしたい消費者がターゲットなら、「完成後のイメージを知りたいはずだから工事の事例を掲載しよう」といった判断が可能になるのです。

自社の強みを整理する

もっとも自信のある工事や、他社と差別化できているポイントをチラシに記載しましょう。「どんな工事でも対応可能」とするより、「屋根工事専門」や「塗装一筋で30年の実績」などのほうが、消費者の目には魅力的に映ります。

勝負する工事メニューが決まれば、他社と差別化できている点をアピールします。例えば、「最短15分で到着」や「追加料金いっさいなし」などが考えられます。まずは他社と差別化できているものを明確にし、チラシで全面に打ち出しましょう。

デザインやサイズを意識する

チラシの作成にあたっては、デザインやサイズに配慮することも大事です。例えば、B4はチラシでよく用いられるサイズであり、新聞折り込みでもよく使われます。B3はB4よりもサイズが大きいため、たくさんの情報を盛り込みたいときに適しています。

デザインは、ターゲットに合わせて考えるのが基本です。例えば、メインターゲットが水回り工事を求める女性であれば、おしゃれなデザインのチラシが好まれるでしょう。バリアフリー工事のように高齢者がターゲットであれば、字を太く大きくする・見やすいレイアウトにするなどの工夫が必要です。

チラシのデザインに欠かせない3つのコツ

先述した「デザインを意識する」とは、具体的にどういうことなのでしょうか。ここからは、リフォームのチラシデザインで気をつけたい3つのポイントについて解説します。

情報は詰め込みすぎず余白を活かす

枠いっぱいまで写真や文字を配置したり、行間も少なめで文字をびっしり詰め込んだりすると、読みにくさや見にくさを感じ、何を伝えたいのかわからなくなるおそれがあります。

伝えたいところを目立たせるためには、あまり情報を詰め込みすぎず、余白を効果的に使うとよいでしょう。例えば、キャッチコピーの周りは余白を多めに取る、説明が数段にわたる場合は段の間に余白を作って読みやすくするなど、余白を意識したレイアウトを行い、掲載する情報にメリハリをつけましょう。

レイアウトは視線の動きを意識する

視線の動きも意識したいポイントのひとつです。チラシなどを読むとき、人の視線は左上から右下に向けて、ちょうど英語の「Z」の文字を描くように動きます。

そのため、キャッチコピーやタイトル、商品名やサービス名など、消費者に最も伝えたい情報は左上に配置すると効果的です。加えて、リフォーム会社なら、中央には工事内容やその説明文、主なリフォームのデザイン、特に訴求したいサービスなど、そして下部には連絡先などといった具合に、右下に向かうにつれ情報を細かくしていくと、視線の流れに沿って情報が頭に入りやすくなります。

フォントはイメージに合うものを選び統一させる

チラシは、選ぶフォントによってもイメージが変わります。チラシによく使われる書体としては明朝体とゴシック体がありますが、明朝体は縦線と横線で太さに差があり、上品でしなやかなイメージがあります。一方、ゴシック体は線の太さが均一で、力強くポップな印象に仕上がります。自社の社風や商品のイメージに合ったフォントを選びましょう。

また、ひとつのチラシの中でさまざまなフォントが入っていると読みづらいため、フォントはできるだけ統一しましょう。文字の大きさも、あまりばらけすぎると散漫な印象を与えてしまいます。できれば2~4パターン程度に収めたほうがよいでしょう。

反響率の高いリフォームチラシの作り方

問い合わせや見積もり、工事依頼につながるチラシを作成するには、以下のポイントを押さえておきましょう。すでにチラシを活用しており反響率が低いのなら、以下のポイントを見直すだけで状況を改善できる可能性があります。

一目でわかるタイトルやキャッチコピーをつくる

リフォーム集客のチラシ例

手にとったチラシを読んでもらえるかどうかは、数秒で決まると言われています。つまり、瞬時に消費者に読みたいと思ってもらえなければ、捨てられてしまうのです。

消費者の興味を引くには、一目でわかるタイトルやキャッチコピーが欠かせません。インパクトがあるだけでなく、ターゲット層に対して「どんな方が、どのような課題や悩みを解決できるのか・どういったメリットを得られるのか」をすぐに伝わるようにすることが大事です。

連絡先を記入

チラシには必ず連絡先を記載しましょう。魅力的なキャッチコピーやコンテンツを盛り込んでいても、連絡先が記載されていないと読んだ人はどこに連絡すればよいのかわかりません。モチベーションの低下を招くため、気になったときすぐ連絡してもらえるよう、見やすくはっきり記載しましょう。

基本的には、自社の住所や電話番号、事務所名などを記載します。チラシのスペースに余裕があれば、地図も記載しておくと親切です。営業日や電話受付時間も記載しておくとよいでしょう。

特典情報を記載する

割引や追加サービスなど、特典情報を記載することで興味を引ける可能性があります。リフォームのチラシでは、「通常価格より20%オフ」のような安さをアピールするケースが多く見受けられます。

ただし安さをアピールするのなら根拠もきちんと記載しましょう。根拠がないと、かえって怪しまれてしまいます。詐欺ではないか、粗悪工事をされるのではないか、と不信感を抱かれる恐れがあるため注意が必要です。「自社一貫工事なので安い」「広告費の削減によりコストダウンを実現している」など根拠を示しましょう。

比較の数字を記載するのも大事なポイントです。〇%オフ、と記載されていても、比較対象がなければ読んだ人はその金額が本当にお得なのかを判断できません。

料金形態を明確にする

リフォームの料金は高額なので、利用する側は何にいくらぐらいかかるのか、特に気になるところです。無駄に高額な料金を請求されるのではないか、という消費者の不信感をぬぐうためにも、料金は明確に記載する必要があります。

費用については、おおよその総額のみ記載するのではなく、「屋根修理○万円~」「フローリング張り替え○万円~」といった具合に、内訳まで明記するようにしましょう。

過去の注文など具体的な事例を、かかった費用の総額とともに記載しておくと、読んだ人が工事や料金をイメージしやすくなります。

安心・信頼感・親近感をアピールする

安心感や信頼感を抱いてもらうには、保証システムや施工実績の掲載が有効です。保証期間や内容をきちんと掲載し、施工実績は写真も併せて載せておくとよいでしょう。

社長、スタッフの写真や似顔絵などのイラストを掲載すると、親近感を抱いてもらえます。また、どのようなスタッフが自宅に来るのかもわかるため、安心感も抱いてもらえるでしょう。

お客様の声を掲載するのも有効です。実際に工事をしたお客様の意見や感想は説得力があり、業者選びの判断材料になるのです。お客様の許可が取れるのなら、顔写真や施工後の写真を使わせてもらえるとより効果が期待できます。

一番魅力的なリフォームを掲載する

「何でもできます」といったスタイルは、今の時代あまり受け入れられません。リフォームであれば、どの工事も中途半端な印象を与えてしまう恐れもあります。

先述したように、「何でもできます」より「屋根工事ならお任せください」のような、自社の強みをアピールしたほうが消費者の興味を引けます。実際にはあらゆる工事に対応できても、チラシにはもっとも自信のある工事、他社には真似できない強みを推し出しましょう。

リフォームのチラシで集客力をあげるポイント

チラシの集客力を上げるポイント

魅力的なチラシを作成したとしても、うまく活用できていないと集客につながりません。チラシを用いて効果的に集客を行うには、以下のポイントを踏まえたうえで取り組んでみましょう。

ターゲットが多く住むエリアにポスティングする

ターゲットがあまり住んでいないエリアに、たくさんのチラシを配布しても意味がありません。ターゲットがたくさん暮らしているエリアに絞り、チラシを配布しましょう。

例えば、外壁のリフォームであれば、主なターゲット層は戸建ての持ち家で暮らしている人です。また、ある程度老朽化が進み、外壁が気になっている人でないと工事を依頼しないでしょう。

そのため、「オフィス街」「学生街」「賃貸物件の多いエリア」「新築物件の多い地域」などは配布の対象外です。自社の顧客データも分析しつつ、ターゲットの多いエリアを狙い撃ちしましょう。

【関連記事】:リフォーム業者のポスティングチラシで反響率をアップする方法とは?

継続的に続ける

ポスティングをしても、すぐ成果につながるとは限りません。むしろ、即効性はあまり期待できないため、継続的にポスティングを行うことが大切です。

チラシの配布を継続していれば、リフォームを検討するタイミングになったとき、声がかかる可能性があります。一方、ポスティングを継続していなければ、業者選定の選択肢にすら入れてもらえないかもしれません。

また、春はリフォームの需要が高まると言われています。新生活に向けてリフォームを検討する方が増えるため、この時期に合わせて冬にしっかりとポスティングを行うと集客につながる可能性があります。また、雨が少ない夏を狙って外装工事を依頼する方も多いため、このタイミングでチラシを配布するのも有効です。

オンライン広告やSNSも活用する

チラシを見てから、インターネットで業者のWebサイトへアクセスするお客様は少なくありません。そのため、チラシだけでなく、オンラインと併せた集客に力を入れましょう。

Webサイトではチラシで伝えきれなかった情報を、自社サイトに充実させるのが基本です。工事前と工事後の写真もたくさん掲載し、「リフォームによって自分の生活がどのように変化するのか」をお客様がイメージしやすいWebサイト作りを心がけましょう。

オンライン広告やSNSの活用も有効です。例えばTwitterやInstagramなどは手軽に情報を発信でき、ユーザーと直にコミュニケーションが取れるのも魅力です。紙媒体とオンラインを組み合わせることで、さらなる集客力の向上が期待できるでしょう。

おしゃれなテンプレートが豊富なアプリ

チラシの作成には、テンプレートの活用がおすすめです。シンプルなものからおしゃれなデザインを採用したものなど、さまざまなテンプレートがあるので、チラシ作成に役立ててみましょう。ここでは、チラシ作成に役立つテンプレートが豊富なアプリを紹介します。有料版と無料版があるためそこは注意してください。スマートフォンでも利用できます。

Canva

「Canva」は、iOSやAndroidなどのOSを搭載したスマートフォンで利用可能なアプリです。基本的に無料で利用できますが、アプリ内課金があります。

  • 100万点以上の素材を利用できる(有料版のみ)
  • ドラッグ&ドロップの簡単な操作
  • チームでの共同作業が可能

利用できるテンプレートの数が豊富なので、さまざまなデザインのチラシを作成していけます。オンラインで共同作業もでき、チームでチラシ作成を進めるときにもおすすめです。

POPKIT

「POPKIT」は、35万人以上のユーザーが利用している人気のPOP作成アプリです。iOS搭載のスマートフォンやタブレット端末に対応しており、無料のフリープランと月額550円のエンジョイプランがあります。

  • 5万点以上の素材を用いてチラシを作れる
  • そのまま使えるテンプレートも豊富
  • 全国のクリエーターがどんどん素材を提供

スマートフォンやタブレット端末だけでなく、パソコンでのチラシ作成も可能です。パソコン版には、クラウド翻訳や分割印刷などの独自機能が実装されています。公式サイトには「POPKIT」の使い方をレクチャーしてくれる動画も用意されており、初めての方でも問題なく利用できます。

Adobe Creative Cloud Express(旧Adobe Spark Post)

「Adobe Creative Cloud Express」は、テンプレートを活用して誰でも簡単にコンテンツを作成できるサービスです。iOSとAndroidのOSに対応し、無料プランと月額1,078円のプレミアムプランが用意されています。なお、有料プランでも30日間の無料トライアルが可能です。

  • 膨大な数のテンプレートを用意
  • デザイン未経験でも簡単に使える操作性
  • データの共有や共同作業が可能

数千ものおしゃれなテンプレートを利用しながら、誰でも簡単に目を引くチラシを作成できます。高品質な素材も数多く用意されており、手軽にクオリティの高いチラシを作れるのが魅力です。編集やエフェクトの使用なども簡単にでき、デザイン未経験でも問題なく使えます。

Vista Create(旧Crello)

「Vista Create(旧Crello)」は、無料で利用できるオンラインフォトエディターです。各種OSで利用できるオンラインサービスであり、基本的に無料で使えます。

  • ドラッグ&ドロップの簡単操作
  • 作成したコンテンツを即SNSに投稿可能
  • 1万を超える素材を無料で利用できる

画像だけでなく、アニメーションの編集も知識不要で行えるツールです。1万種類以上の素材やテンプレートを用いて簡単にチラシをデザインでき、SNSで利用可能なよう最適化されています。SNSをマーケティングに活用したいリフォーム会社にもおすすめです。

Visme

「Visme」は、インターネット環境さえ整っていれば、OSを問わずに利用できるデザインツールです。無料で利用可能なテンプレートや素材が豊富にそろっているのが魅力です。

  • 直感的に使用できる操作性
  • 豊富な数のテンプレート
  • ほぼ無料で利用できる

膨大な数の素材が用意されていますが、キーワードやカテゴリーから検索でき、スピーディーに目的の素材を見つけられます。「選択したテンプレートに素材を追加していくだけ」という簡単な作業で効果的なチラシを作成していける点も大きな魅力です。

まとめ

チラシの写真を自社で撮影するのなら、ドローンの活用がおすすめです。屋根の上や高所の外壁などを簡単に撮影したり、地上から操作したりできるため、スタッフを危険に晒す心配もありません。ドローンは写真撮影だけでなく、普段の点検やメンテナンス作業もより楽に、そして安全に行えます。

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