2022年1月5日

転落事故リスクなしの作業が従業員の「安心」。商品開発の手法にも新たな可能性が(ケイミュー株式会社 隣 幸二さまインタビュー)

屋根に登らず、簡単かつ安全に現地調査を行える方法として、株式会社CLUEが開発したのが「ドローンを自動操縦して屋根の写真を撮るアプリ」である、『DroneRoofer(ドローンルーファー)』です。
iPadをタップするだけで自動飛行、位置調整、撮影を完了できるため、操縦訓練は必要ありません。ドローン一式とiPad、飛行に必要な許可申請、使用中のドローン保険、導入とアフターサポートまで、ワンパッケージでご提供しています。

今回は、実際に『DroneRoofer』を活用しているケイミュー株式会社を訪ねました。同社は、屋根や外壁、雨樋などの外装建材をトータルに扱う、日本で唯一のメーカーです。運用している部署は、奈良テクノセンターにある品質統括部の品質保証グループ。導入の背景や機種選定のポイント、業務での使用例と効果などについて、常務執行役員の隣 幸二様に伺いました。

目次

使ってわかった『DroneRoofer』3つのメリット

1. 従業員が安心して現場へ行ける
2. フィールド調査の業務効率が3倍になった
3. 新商品の開発にも活用できる可能性が大

ケイミュー株式会社 品質統括部 品質保証グループについて

業務:自社製品の品質管理・改善、住宅外装建材のフィールド調査、環境関連活動
奈良テクノセンター所在地:奈良県大和郡山市

操作が簡単で誰にでも扱える点に着目。各種サービスのパッケージ化で導入しやすい

――『DroneRoofer』を運用している品質保証グループの業務を教えてください。

弊社で製造している住宅の屋根材や外壁材、雨樋など、そういった外装建材の品質を向上・改善していくのが仕事です。最近では、環境にかかわる業務も担当しています。環境の保全に加え、今注目されている「SDGs(持続可能な開発目標)」に貢献するための活動でも全社の中心になっている部署です。

――それらの業務のどのような場面で『DroneRoofer』が使われているのですか。

1つは自社工場の環境保全活動による建屋などの点検です。それと、商品のフィールド調査の際にも使います。

――導入されたのはいつですか。また、どのような背景から導入を決めたのですか。

『DroneRoofer』の導入は2020年です。

背景として建築業界の話をすると、年間死亡者数は依然全産業のトップの258人(令和2年)約32%と高い割合で多くの方が事故で亡くなられています。そのうちの約4割の原因が、高所からの転落事故であるデータが出ているんですね。弊社の場合も、工場の保全やフィールド調査で高所作業を行うことがありますから、従業員の安全は重大な課題でした。

私が現職に就いた2018年頃、インフラの点検をドローンでやろうという動きが業界にあって、建築関係の大規模な展示会では、いろいろな業者が出展していました。それらを見て、「これは使えるな」と思ったのがきっかけでした。

――『DroneRoofer』に着目されたのは、どのような理由からですか。

まず、操作が簡単だなと思いましたね。実際に、私も工場で操縦してみたのですが、私にできるくらいですから、誰にでもできますよ。操縦を覚えるために、従業員が講習に行かなければならないようだと、当人だけでなく他の従業員にも負荷がかかりますから。

それと、保険や機体登録、飛行申請などのサービスがパッケージされていたので、導入しやすい点も魅力でした。当然ながら、他社との比較検討もしましたが、やはり操作性の良さが大きなポイントでしたね。

「安心して現場に行ける」と喜ぶ従業員。作業効率は従来の3倍に向上

――導入目的の第一は「従業員の安全」とのことですが、実際にどのような効果が得られましたか。

高所作業では、従業員は安全帯を装備して屋根に登りますが、屋根の形状や勾配によっては、安全帯を装備できない場所もあります。また、高所で安全帯を装備するまでが危ないので、いかに注意をしていても、従来の方法では転落リスクをゼロにはできないんです。でも、『DroneRoofer』を使えば、屋根に登らなくて済みますから、転落リスクがゼロになりました。

従業員も従来は、ある程度の危険を覚悟して現場に出ていたわけですが、今は「安心して現場に出かけられる」と喜んでいますよ。

――操作性のほかに、性能面での評価はいかがですか。

気に入っているのは、カメラの解像度が高いところですね。例えば、屋根の上空で全体を1カット撮るだけで、どこでも拡大できて、鮮明な画像で見られる。撮影した画像から、自動で面積を算出する機能もありますし、これはいいですね。

今までは屋根に登って、傷や劣化の状態などをピンポイントで、1カットずつ撮っていたわけですが、その必要がなくなりました。梯子がいらず、足場を組む手間もないですから、作業効率が格段に上がりました。従業員にとって、肉体的や心理的な負担が、以前よりずっと減っていると思います。

――作業効率は、どのくらい向上していますか。

3倍にはなっていると思います。フィールド調査で従来、1軒にかかっていた時間で、今は3軒くらいこなせていますから。

――作業効率が上がったことでコストも削減されると思いますが。

まだコストの算定まではしていませんが、例えば、工場の建物の保全活動で、屋根や壁などを点検する場合に、それを『DroneRoofer』で点検すれば、大きな効果が期待できると聞いています。

――今後は、各拠点に導入していく予定なのですか。

東京と九州の拠点には導入しました。まだ使い始めたばかりなので、その成果を見て、他の拠点への導入を検討していこうと考えています。社内にこれを広めていって、全社的に高所作業のリスクをゼロにしていきたいですね。

屋根・壁・雨樋の一体的な開発に活かせる営業ツールとして活用にも期待

――今後、『DroneRoofer』をどのように活用していきたいですか。

新商品の開発などに、これを上手く使えないかと考えています。施工した状態でドローンを飛ばして、屋根・壁・雨樋の全体的な調和を、観察しながら評価していくようなことができると思います。外装建材の総合メーカーであることが弊社の強みですから、単品で商品を見るのではなく、屋根・壁・雨樋の3点でシナジーを出せるような開発に、『DroneRoofer』を使いたいですね。これは、3点セットで商品を持つ弊社にしかできないことですから。

また、施工した状態で評価することで、周辺の建物との兼ね合いや街並みとの調和、といったところも見ていけると思います。

――商品性を高めるための活用に加え、営業ツールとして見た場合の、『DroneRoofer』はいかがですか。

営業に使うことまではまだ考えていないのですが、活用事例が広がっていけば、営業からもいろいろなアイデアが出てくるかもしれませんね。

実際に、フィールド調査の現場ではお客様や住宅会社様、工務店様と一緒にiPadを見ることもあるようですが、外装の状態についてすごく納得してもらえる、と聞いています。従来は、点検作業と言っても実際には何をどうしているか、お客様には見えにくいところがありますから、これは有効だと思いますよ。

私どもの営業先は、住宅会社様や工務店様などで、一般のお客様と接する機会はあまりないのですが、こういうものを見て、周辺の業者さんに広まっていけば、弊社さらには業界の信用を高めていく効果もあるのではないかと思います。

――最後に『DroneRoofer』に対して、何かご要望はありますか。

2つあります。1つは企業としてのCLUEさんへの要望です。今は、屋根面の点検に特化されている印象がありますが、もっといろいろなところに活用範囲を広げて、建築業界の転落事故をゼロにする活動も、ぜひやっていただきたいですね。

もう1つは、製品の機能についてです。今、『DroneRoofer』では画像から屋根の面積を算出できますけど、屋根の部材と面積で積算できる機能が加わるといいなと思います。例えば、ケイミューの「カラーべスト」という商品名を入れると、一瞬で見積を出せるような機能が欲しいですね。ドローンを使うことにより、もっともっと便利になれば、リフォーム業界の活性化につながると思いますので、そこに期待しています。

まとめ

従業員の安全を気遣うケイミュー社の企業姿勢、そして『DroneRoofer』の導入により、その思いが現場に伝わっていることが、隣常務のお話しでよくわかりました。新商品の開発での『DroneRoofer』の活躍にも、これから注目していきたいと思います。

『DroneRoofer』はこちら:https://lp.drone-roofer.com/

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